この記事では、「陪審員2番」を視聴した感想や考察などをまとめています。
「陪審員2番」はクリント・イーストウッド監督が、正義は本当に真実なのか?を私たちに突き付けた作品でした。
「陪審員2番」のラストシーンは、視聴者に答えを委ねた終わり方でした。
映画の公開を待っていましたが、日本公開されなかったのでU-NEXTで視聴しました。
映画「陪審員2番」のラストを考察し、私の感想をあらすじを交えてお伝えしますね!
映画「陪審員2番」の考察!ラストシーンの解釈は?
真実が正義とは限らないのか?この映画が投げかけた主題です。
検事フェイスが主人公ジャスティン(陪審員2番)の家の玄関に立っていました。
強い決意を持った表情でした。
審議がすべて終わり、ジャスティンはサイスが恋人殺しの犯人として有罪判決を受ける様子を傍聴席で見届けました。
ジャスティンは、それはそれは苦しそうでした。
しかし、もう引き返せないとも思っていました。
「善良な市民が事故を起こしたが、悪党が有罪になるのは仕方がない」
ベンチに座るジャスティンは、このような言い訳を検事に話しました。
しかし、「陪審員2番」のラストシーンは、視聴者に答えを委ねて終わりました。
主人公の家の呼び鈴が鳴り、ジャスティンがドアを開けると検事長に昇進したフェイスが立っていました。
玄関の外に立っていたフェイスの表情からは、固い決意が感じ取れました。
筆者が予測するに、フェイスはこの事件をやり直そうと決めたのだと思いました。
検事長の肩書きを捨ててでも、正義=真実を追求する覚悟をしたのだと。
映画「陪審員2番」のキャストの魅力
いつも俳優と兼任しているクリント・イーストウッド監督は、今回は出演していませんでした。
主人公ジャスティン・ケンプを演じたニコラス・ホルトは、「アバウト・ア・ボーイ」でヒュー・グラント演じる、生きがいを感じない大人に活力を与える可愛い子供役でしたね。
マッシュルームカットの可愛い少年だったのに、、、背が高くなって違う人みたい!成長しました。
正義を貫くか家族のために黙り込むか、思い悩むまじめな善良な男性役がピッタリでした。
検事役のトニー・コレットの演技は深くてとてもよかったです。
最後のシーンで主人公の家の玄関に立っていた時の表情は、何かを固く決意した顔でした。
トニー・コレットは、「アバウト・ア・ボーイ」ではニコラス・ホルトのお母さん役だったんですよね。
このキャスティングは、クリント・イーストウッド監督の狙いがあったのかな?などと考えると楽しいです。
被害者のケンドルを演じたのはフランチェスカ・イーストウッド。
あれ?と、名前を見て調べると、クリント・イーストウッド監督の娘さんでした。
恋人との口論シーンの怖い顔しか思い出せませんが、綺麗な女優さんでしたよ。
嬉しかったのが、主人公の過去のアルコール依存症から支えてくれた友人で弁護士のラリーは、キーファー・サザーランドが演じました。
「24時間」のジャック・バウアーの切れ味がある姿から少し穏やかになっていました。
相変わらず存在感のある俳優さんですよね!
映画「陪審員2番」の感想とまとめ
サイスは麻薬組織に関係する人物なので、陪審員は初めは彼が犯人に違いないからと、さっさと審議を終わらせようとします。
ジャスティンがもう少し審議しようと持ち掛けたのは、罪悪感からでした。
ジャスティンがいつも不安そうにおどおどしている様子がよく分かりました。
普段の行いが良くないので、サイスは十分な審議もしてもらえず有罪だと皆が思い込みました。
正義の危うさが伝わる場面でした。
裁判所の象徴である目隠しされた女神の天秤像は、真実を公平にジャッジしなくてはいけない!と言っています。
見かけで人を判断しないこと。
偏見を捨てること。
金銭や権力に心を動かされないこと。
映画「陪審員2番」では、全員が見かけや偏見で判断してサイスを有罪だとしました。
違うかもしれない、、、と思っていても声をあげる人はいなかった。
ただ一人、もう少し審議しようと意見したのは、サイスが犯人ではないと確実に知っていた主人公のジャスティンでした。
この記事では、最後に検事がどんな気持ちで玄関に立っていたのか、筆者の考察をお伝えしました。
映画「陪審員2番」をもっと深く知るための参考になれば嬉しいです。
コメント