こちらでは、映画「ラストエンペラー」の簡単なあらすじをお伝えしています。
また、この映画が実話なのかどうかも気になり調査しました。
「ラストエンペラー」は、史実を元に製作されましたが、脚色されており、史実とは違う点もあります。
甘粕役の坂本龍一氏は、音楽も担当し日本人として初めてアカデミー賞作曲賞を受賞ていますよ!
この記事が、映画「ラストエンペラー」をより楽しむためのお役に立てれば嬉しいです。
「ラストエンペラー」映画は実話なの?簡単なあらすじと感想
映画「ラストエンペラー」は、史実を元に作られましたが、脚色された部分もあり史実とは違う点もあります。
ジョン・ローン演じる愛新覚羅溥儀は実在の人物で、3歳で即位した清朝最後の皇帝(ラストエンペラー)でした。
また、溥儀はのちに満州国の皇帝になりました。
溥儀の立場から描かれた映画「ラストエンペラー」は、史実を元に脚本が書かれていますが実話ではない部分もあるそうです。
それでも溥儀は、3歳で清国最後の皇帝に就任し、その後に満州国の皇帝になり、、、。
戦争後は収容所で過ごしたのち、一般人として静かな時間を送る老人は実在の人物でした。
ラストシーンの紫禁城は始まりとはまるで別空間のように見えました。
溥儀は一般人として入場料を支払い、博物館を見るように紫禁城を歩きましたね。
溥儀の皇帝即位の儀式の広場には、大勢の召使たちがずらっと並んでいましたが、今は誰も居ません。
時代が大きく流れたことが偲ばれました。
特に自分の場所だったあの皇帝の椅子が気になったようです。
幼い時に、わけもわからず即位し、自分が鎮座していた幻のような王座を見つめる老人は、遠くを見ていました。
溥儀が歴史に翻弄された波乱万丈の人生を振り返る様子は、大きなおもりを下ろしたようでした。
溥儀に声をかけた管理人の子供に「自分もずっと前ここに住んでたよ」と優しく言い、当時、王座の椅子の下に隠した虫かごを差し出した溥儀の表情は和やかでした。
3歳の溥儀が大切にしていたコオロギが今も虫かごから元気に出てきて映画は終わりました。
清国最後の皇帝に任命され、満州国の皇帝になり、戦争後は収容所で過ごしたのち、一般人として静かな時間を送る老人。
たまたま清国最後の皇帝に任命されたから歴史に巻き込まれた溥儀。
溥儀は今、幸せなのだろうか?と考えました。
少なくとも私にはほっとしているように見えました。
この記事が、映画「ラストエンペラー」をより楽しむための参考になれば嬉しいです。
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