映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』を鑑賞しました。
主演は、アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンです。
タイプが真逆の女詐欺師の二人のだまし合いは、テンポが良くて最後まで飽きず、あっという間の90分でした。
この記事では、映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』の見どころや感想をまとめますね!
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』はどんな映画?
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』は、2019年公開のクライム・コメディ。
1988年のコメディ映画『ダーティ・ロッテン・スコウンドレル(ペテン師とサギ師・だまされてリビエラ)』を女性版にリメイクした作品です。
アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンというタイプの異なる詐欺師コンビが繰り広げる「競い合い、騙し合いのバトル」が見どころです。
ふたりのだまし合いが面白く、映像がスタイリッシュで、最後まで飽きずに楽しめますよ!
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』の簡単なあらすじ (ネタバレなし)
舞台は南フランスの高級リゾート地。
美しく冷静な詐欺師ジョセフィーヌ(アン・ハサウェイ)は、裕福な男性をターゲットに優雅な詐欺を繰り返していました。
カジノや上級ホテルに集まるリッチな男性達たちがコロッと騙されます。
そんな彼女の前に現れたのは、態度がガサツで自由奔放な詐欺師ペニー(レベル・ウィルソン)。
ペニーは、可哀そうな妹を助けるために男性にお金を出させる詐欺手法なのですが、、、臨機応変に言葉を変えます、見事に!
正反対の二人は最初は反発し合いますが、次第に「どちらがより優秀な詐欺師か?」を競う勝負を始めるのです。
美しい景色を舞台に、テンポが良い二人の会話が魅力の映画です!
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』のキャストを紹介! アン・ハサウェイ&レベル・ウィルソン最強コンビ!
この映画の最大の見どころは、やはり対照的な主演の二人でしょう。
アン・ハサウェイは、完璧主義で美しく優雅なジョセフィーヌを知的に演じ、圧倒的な存在感を放ちます。
一方のレベル・ウィルソンは、持ち前のコメディセンスと口のうまさが、明るく破天荒なペニーを見せます。
この正反対のコンビがぶつかり合うたびに、、、笑えます!
彼女たちに振り回される男性陣も個性的で、映画全体に明るい軽快さがありますよね。
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』アン・ハサウェイの完璧すぎる詐欺師役!
ジョセフィーヌ役のアン・ハサウェイの女優としての演技力が存分に発揮された役どころだったと思います。
彼女の英語アクセントは美しく、上品な立ち振る舞いと表情の変化はまさに「プロの詐欺師」!
ジョセフィーヌの詐欺テクニックはペニーよりも遥かに洗練されているのです。
それでも、時折見せる抜けた一面がチャーミングで、思わず笑ってしまう場面が多々ありますよ。
クールさとユーモアのバランスが絶妙で、まさに「アン・ハサウェイ劇場」を見ているようでした!!
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』の見どころと笑える瞬間! 気まずいシーンもある?
この映画の面白さのひとつは、「気まずいシーン」がうまく笑いに転換されているところだと思います。
ジョセフィーヌがITお金持ちのトマスに迫りながら、気まずくなるかな?と思いきや、相手にされずコケまくるシーンは何度も笑いました!
ペニー(レベル・ウィルソン)が場の空気を読まない発言をすると、ジョセフィーヌが振り回されたり、ちょっと切れたり…。
私のように、体当たりのコメディが苦手な人も、どこか品のあるユーモアだから救われ楽しめました!
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』の感想はテンポの良さ!
私が見終わったあとにまず感じたのは、二人の女詐欺師の「テンポの良い会話」でしよう。
あっという間の90分で、難しくなく、気軽に見られて元気が出ました!
特にジョセフィーヌとペニーのセリフの間やリズム感が心地よく、軽い気持ちで楽しめる映画でしたよ。
リメイク元の『ダーティ・ロッテン・スコウンドレル』を知っている人なら、女性版が新鮮に感じられるかも知れませんね。
「女性だからこそできる騙し方」や「ライバルだけど友情のような絆」が、コメディに留まらないストーリーでした!
黒いドレスのペニーがゴミ袋に隠れた始まりと、金色のドレスがクリスマスプレゼントに同化した終わり方は好きなシーンです。
また、コートダジュールのおしゃれなリゾートホテルや、綺麗な海の景色が味わえて自分が旅行したような気持になりました。。。
映画『ザ・ハッスル(The Hustle)』のまとめ 気楽に笑いたい時におすすめ!
『ザ・ハッスル』は、頭を空っぽにして笑いたい時にぴったりの映画です。
男性を見事に虜にするアン・ハサウェイは美人で知的で圧倒的な存在感とオーラがあります!
正反対の詐欺師を演じるペニー(レベル・ウィルソン)は抜けていそうで抜けていない、どことなく可愛くて、やっぱり演技が上手い!
笑えるけど感心したりと、絶妙なコメディバランスがある最高に面白い映画ですね。
以上、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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