映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』を見た感想をご紹介します。
人生100年時代と言われる今、定年後の夫婦のあり方や家族との関係について考えさせられる映画でした。
笑いあり涙ありの温かい物語で、50代・60代・70代はもちろん、親世代を持つ方にもおすすめしたいと思います。
この作品は第2弾があるようですので、続けて楽しみたいですね!
映画「お終活 熟春!」定年後にすれ違う夫婦
大原千賀子と真一は、結婚して長い年月を共に過ごしてきた夫婦です。
しかし、真一が定年退職したことで夫婦の関係は少しずつ変化していきます。
仕事中心だった真一は家で過ごす時間が増えましたが、家事を手伝うわけでもなく、自分のペースを崩しません。
一方の千賀子は、長年家族のために尽くしてきたにもかかわらず、感謝の言葉ひとつない夫に不満を募らせていました。
毎日顔を合わせているはずなのにケンカばかりで、お互いの気持ちはすれ違っていきます。
定年後は夫婦でゆっくり過ごせると思っていたのに、現実はそう簡単ではありません。
この映画は、熟年夫婦ならではの悩みや距離感がリアルに描かれており、「あるある」と共感しながら見ることができました!
映画「お終活 熟春!」熟年夫婦の再出発
真一と千賀子は顔を合わせれば口げんかばかり。
長年連れ添った夫婦らしいやり取りですが、互いへの思いやりを素直に表現できずにいました。
そんな中、千賀子が脳梗塞で倒れ、入院することになります。
それまで当たり前のように一緒にいた妻がいなくなったことで、真一は初めて千賀子の存在の大きさに気付きました。
家事や日常生活の大変さを知り、自分がどれほど妻に支えられていたのかを実感したのです。
そして二人は「終活フェア」ですすめられた、夫婦のアルバムからメモリアル動画を作ってもらうことにしました。
娘と息子の協力もあり、メモリアル動画を金婚式で流す計画も立てました。
終活というと、人生の終わりに向けた準備という少し暗いイメージがあります。
しかし本作で描かれる終活は、「これからの人生をどう楽しく生きるか」を考える前向きな活動でしたよ!
夫婦は互いの気持ちを少しずつ理解し、これまで言えなかった本音を伝え合います。
人生の後半を迎えた夫婦が互いを見つめ直し、もう一度歩み寄ろうとする姿が温かく描かれていました。
人生100年時代と言われる今だからこそ、熟年夫婦の再出発を温かく描いた本作のメッセージが心に響きました。
映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』感想とまとめ
『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』は、終活をテーマにしながらも重苦しさはなく、笑いと温かさにあふれた作品でした。
私は特に、千賀子の入院後の真一の変化が印象に残っています。
それまでの真一は、自分中心でどこか頑固な昔ながらの夫でした。
千賀子の気持ちを理解しているのですが、昭和にありがちな男性の考え方が邪魔をしてしまい、妻に対する態度が不器用なんですよね!
しかし、入院をきっかけに妻の存在の大きさに気付き、限られた年月を大事に思ったのでしょう。
長年連れ添った夫婦だからこそ、相手がそばにいることが当たり前になってしまいますよね、私の両親もそうでした。
だからこそ、真一が千賀子への感謝や思いやりを言葉や態度で表現する姿に心が温かくなりました。
ふたりのケンカはお決まりで可笑しくて笑えたのですが、後半は泣き笑いしながら見ました!
また、この映画を見て感じたのは、「終活」は人生の終わりの準備ではなく、残りの人生をより良く生きるための準備なのだなということでした。
定年後や老後を暗く考えるのではなく、新しいことに挑戦したり、夫婦の時間を大切にしたりすることの大切さにあらためて気付かされました。
私自身も、人生100年時代と言われる今、これからの時間をどう過ごそうかな・・・と思っています。
笑って、少し泣いて、最後には前向きな気持ちになれる素敵な映画でした。
夫婦で見るのはもちろん、親世代やこれから老後を迎える世代にもおすすめしたい映画ですよ!
(おわり)

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