こちらの記事では、先日鑑賞しました映画「エリン・ブロコビッチ」のあらすじと感想をまとめています。
ジュリアロバーツ演じるエリンが法律の知識がないのに取り組んだ案件と結末に、どうしてここまでで?と頭が下がりました。
さらに、この物語は実話だと聞き、もう一度見てみたいなぁと大変興味をそそられた映画です。
映画「エリンブロコビッチ」を見ましたので、感想を記しますね!
映画「エリンブロコビッチ」のあらすじと感想!キャストの魅力も!
ジュリアロバーツと言えば、「プリティーウーマン」や、「ノッティングヒルの恋人」での美人女優のイメージが強かった私。
しかし、この映画では美しいだけではない、いつもと違う強い演技が見られました。
エリンが3人の子供を抱え、求職に苦しむはじまり。
「悪いけれど、、、」と断られる時に見せる「またか、、、」という表情は何とも言えません。
車をぶつけられたのに、服装や言動が良くないからと、陪審員の印象がわるくなり敗訴してしまうなんて、平等ではない世界に嫌気がさします。
勝てる裁判だったのに、被害者なのに何の保証もなく、、、泣き寝入りとはこのことです。
ただ、この時、勝てなかった弁護士エドワードとの出会いはエリンの人生を変えました。
職がなくて生活していけないからと、エドの弁護士事務所へ押しかけ、仕事をさせて!と強引に頼むシーンが面白くて笑えました。
彼の事務所で見た、不動産の売買の書類になぜ、病院で受けた精密検査の結果が添付されているのか?と疑問に思うエリンは賢い女性でしたね。
その疑問から、大手工場が流していた公害物質をコツコツ調べて、被害者を団結させました。
エリンが公害の真実に取り組む姿は、心の底から大手企業の悪行に怒り、病気になってしまった被害者に寄り添うものでした。
エリンにとっては、私生活を犠牲にしながらの大仕事。
小学生の息子は、母が忙しくて一緒に過ごせず寂しくてすねるようになりますが、自分と同じ年の子供が公害が原因で病気になっていることを知り、心を傷めます。
母の仕事を理解する、息子の優しい気持ちを知った時のエリンの嬉しそうな顔。
ママの朝ご飯を買ってくるね、と言って出ていきました。
この時の二人のやり取りにジーンときましたよ。
スタイル抜群の美人エリンは、元ミスコンに選ばれたほどの器量よし。
服装が法律の世界には似つかわしくありませんでしたが、徐々に同僚の女性や、ボスのエドワードの見方が変化しました。
彼女の正義感と被害者に寄り添うひたむきな
「お尻が垂れるまでは自分の着たい服を着るわ!」とはっきり宣言し気持ちが良かったです。
映画では、エリン(ジュリアロバーツ)の足の長さが際立っていました!
かつてないほどの大金を勝ち取り、被害者に分配できたことは清々しい結果でしたが、これが実話だと知り驚きました。
この時の実際の裁判の結果があったから、公害が人の健康に与える怖さを世間が知り、大企業の対策が進んできたのでしょう。
「ミスコンの女王は謝らないのかね?」と渡したボーナスの小切手の金額を勘違いしたエリンにボスが最後にジョークを飛ばしました。
弁護士エドワード役のアルバート・フィニーの演技も好感が持てましたよね。
エリンとエドワードの執務机が大きく広くなっていて、更なる活躍が期待できそうなラストシーンでした!
以上、映画「エリン・ブロコビッチ」の感想でした。
※映画「エリンブロコビッチ」の配信先を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。
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