「秀吉の出世城」と言われる長浜城。
いつか琵琶湖と共に訪ねたいと思いながら、この度ようやく念願叶いました。
そして「長浜城下町」には人があふれていました。
美味しくて懐かしいお店がいっぱいの「黒壁スクエア」も楽しかったですよ。
こちらの記事では、長浜城と長浜城下町の黒壁スクエアを散策した筆者の体験を記します。
長浜城の概要:駐車場はある?入場料やアクセスも!
●住所
〒滋賀県長浜市公園町10-10
●アクセス
車:高速道路北陸自動車道「長浜IC」から車で15分
交通機関:JR琵琶湖線の「長浜駅」から徒歩7分
●電話番号
0749-63-4611
●開館時間
午前9時から午後5時(4時半受付まで)
●休館日
年末年始を除き年中無休
●入場料
大人410円
小中学生200円
●駐車場
豊公園大駐車場
・普通車は3時間以内無料
(2023年11月現在)
長浜城の観光所要時間は?琵琶湖は見られる?
元々あった天正時代の「長浜城」は既に取り壊されてしまいました。
現在の「長浜城」は1983年に再興され、天正期の城郭を想定し建築されたものです。
内部は歴史博物館として一般公開されていて、入場が可能です。
筆者たち一行は受付で入場料を支払い、まずはじめに最上階5階の「望桜」をめざし景色を楽しんでから階段を下へ降りました。
4階の茶室を見て、3階と2階の展示室をじっくり見学しました。
長浜城が建築された当時の様子が、何枚もの絵で描かれ紹介されていて興味深く展示を見ました。
展示室は残念ながら撮影禁止でした。
「望桜」はぐるっと一回りすると5分もかかりませんが、上から見る景色が美しいので15分ほどゆっくりしました。
琵琶湖が眼下に広がりますが、湖の水はたっぷりどこまでも続きます。
海運が必須だった当時、ここを拠点にした秀吉は大きな野望を持っていたことでしょう。
長浜城の歴史を簡単に!築城したのは豊臣秀吉
●天正元年(1573年)豊臣秀吉は湖北(滋賀県の北部)を支配していた「浅井長政」を「姉川の合戦」で滅ぼした。
●天正2年から5年(1577年)秀吉は「長浜城」(当時は今浜城)を完成させた。
秀吉がこの地に築城を目指したのは、琵琶湖の舟運を重視した領国経営にあった。
●天正10年には「清須会議」で「柴田勝家」に譲られる。
●天正13年には「山之内一豊」が城主となる
●1615年長浜城は彦根城に湖北支配の役割を譲り廃城となる。
長浜城の石垣・檜材は彦根城建築に使用された。
●昭和58年(1983年)現在の長浜城が再興される。
●平成18年(2006年)「長浜市長浜城歴史博物館」と改名される。
長浜城を訪ねた感想
長浜城の展望台から見る琵琶湖の景色はまるで海を見ているようでした。
さすが琵琶湖は日本一大きい湖!スケールが違います。
「長浜城」は豊臣秀吉が築城した城として有名ですが、それ以前に一帯を支配していた浅井氏3代の存在も見逃せません。
浅井氏の小谷城が織田信長に総攻撃され、浅井長政に嫁いでいた信長の妹「お市の方」と3人の娘たちが攻撃前に信長の元へ返される様子は歴史の大事な一コマです。
この辺りの歴史物語は本当に興味深いです。
「お市の方」の肖像を描いた掛け軸が歴史博物館に展示されていました。
今見てもたいへん美しい女性です。
1階受付前の売店も充実していました。
売店で、「日本の名城公式ガイドブック」を見つけました。
スタンプをコレクションできるノートになっています。
1つ目のスタンプは「長浜城」を押してもらいました。
その他のお城へも行ってみたくなりました。
先日訪れたばかりの犬山城のページもありますよ♪
長浜城下町の食べ歩きランチ!
●住所:滋賀県長浜市元浜町6-22
●アクセス:JR北陸本線「長浜駅」から徒歩6分
長浜城下町には魅力的なランチができるお店がたくさんあります!
お店の前に有料駐車場があり停めました。
ところが、駐車台数が少なくすぐに一杯になっていましたよ。
開店前、お店の前の列に5組目で並びましたら、ギリギリ最後に入店出来ました。
中はこじんまりしていますが居心地が良いお店でした。
カウンターの向こうで調理されている様子を見ることも出来、アットホームな雰囲気が良かったです。
おすすめのハンバーグランチを注文しました。(税込み1800円)
食べる前に説明があり、お肉に味がしみ込んでいるからと、何もつけずに味わいました。
ハンバーグって、こんなに柔らかくて肉汁があるものなんですね!
味は、ほんのり甘く感じました。
行列が出来るのがよく分かる美味しさでしたよ。
辛子、山椒、塩、ソースなど沢山のトッピングがお皿に用意されていましたが、お塩が一番美味しさが引き立つと思いました。
石のお皿にのったハンバーグの付け合わせが大きくて食べ応えがありました。
こんなに満足できるハンバーグ定食は初めてです。
お値段は1800円(税込み)はお得だなと感じました。
黒壁スクエア散策の所要時間は?
(ランチを済ませてから歩きました)
「黒壁スクエア」は旧市街にある伝統建物建造群を活かした観光スポットです。
「長浜城下町」らしく懐かしい昭和を感じられるお土産屋さんが並んでいます。
近江牛以外にもラーメンや中華など、美味しそうな飲食店がいっぱいでした。
喫茶店もあり休憩も出来るんです。
※ガラス工芸品の体験施設などに入ると、時間の余裕が必要です。
黒壁のアーケード街を初めて見ました。
先日、犬山の城下町を訪ねたばかり。
昭和懐かしい、城下町がここにもありました。
懐かしさを感じると、なぜか心ワクワクしますね!
「せんねん灸」のお店ではお灸の体験が出来ました。
16本骨のジャンプ傘が1300円でしたよ!
質の良さそうなごまが3袋1000円でした。
お土産に購入しました!体に良さそうです。
こちらで皆さんが写真を撮っていました。
長浜城の「大手門」に通じることから「大手橋」と呼ばれた橋。
長浜城の痕跡がこの黒壁スクエアにもありました。
アーケード街なのに風情がありましたよ。
「フィギュアミュージアム」には若者がいっぱいでした!
「黒壁オルゴール館」では、オルゴールの飾りつけ体験ができます。
自分だけのオルゴール、、、記念になりそうです。
「芋平」の芋きんつばを試食し、お土産に購入しました!
長浜の野菜がたくさん並んでいるお店が楽しくて、足を止めました。
「赤こんにゃく」が地元名産です!初めてみました。
翌朝のホテルの朝食でも「赤こんにゃく」をいただきましたよ。
「長浜ラーメン」や「近江牛」の定食屋さんも軒を連ねています。
ああ、とても美味しそう~
でもハンバーグでもういっぱいの我が一行。
次回のランチは是非、黒壁スクエアの中で、、、。
長浜城と城下町のランチ!黒壁スクエアへの散策、まとめ
長浜城は秀吉の出世城と言われています。
舟運が必須であった当時にこの琵琶湖に築城した秀吉は幸運を引き寄せたに違いありません。
それにしても琵琶湖のたっぷりな水を見ていると心がすーっと洗われました。
海運としてだけではなく、人には水が必要なんだなと感じました。
こんな水に囲まれた琵琶湖の側に住む人たちが羨ましいです。
長浜城下町は活気にあふれていました。
黒壁スクエアのランチやお土産屋さんは昭和風でもあり、現代的でもあります。
駐車場が少ないので大変ですが、沢山歩いて出かけても街の景色が素敵なので散策を楽しむことが出来ますよ♪
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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