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映画怪物はどんな話?作文の頭文字の意味とあらすじ!私の感想も~

映画

映画館で『怪物』を観てきました。
「映画 怪物ってどんな話?」
「いったい誰が怪物なんだろう?」

いつも、物語を調べずに映画を見ますが、予告から気になっていたことがあります。
それは「怪物、だーれだ!」の文言です。

そして、鑑賞後の感想です。

結局、「怪物の正体」ははっきり分かりませんでした。
皆が何か陰を持っていることを知り、「私の陰は何だろう?」と考えながら帰宅しました。

こちらの記事では、
映画『怪物』私(映画好き60歳の主婦)のあらすじと感想をまとめますね!

今回は、母(85歳)と一緒に鑑賞しましたので、母の感想も少しお届けしますネ。

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映画怪物ってどんな話?作文の頭文字の意味!

保利先生は、子供たちが書いた「将来」をテーマにした作文を見てハッとしました。

保利先生はずっと湊が依里をいじめていると思っていました。

しかし、星川依里の作文には、文章の頭文字を右から左に読むと湊の名前が記されていました。

「ほしかわよりむぎのみなと」

保利先生は、この作文の意味は「湊と依里がお互いが好意を持っている」ということだと初めて気が付きます。

学校では仲良くできないけど、本当はお互いが気になっている。

保利先生は、どうしていいか分からなくて悩んでいる幼い二人の気持ちに初めて気が付きました。

映画怪物はどんな話?簡単なあらすじ

湖のある、のどかな地方都市。

麦野早織はクリーニング店で働きながら、小学5年生の息子「湊」を一人で育てています。

星野依里(より)は、湊(みなと)と同じクラスの生徒で、父親と二人で暮らしています。

シーン① 早織の視点から

湊がけがをして帰ってきた。

水筒に泥水が入っている。

靴が片方しかない。

最近、様子がおかしいのは、学校でいじめを受けているのではないか?と校長室へ相談に行きました。

担任の保利先生は「手が当たってしまい、けがをさせたがわざとではない」と、いやいや謝ってくれたが、学校側は早織をモンスターペアレントのように扱いました。

シーン② 担任の保利の視点から

火事の現場でガールズバー通いを動画に撮られた担任の保利先生は、たまたま恋人と現場を歩いていただけだった。

SNSで流れ、保利先生に対する先入観を親たちが持ちました。

湊が鞄を投げて暴れていたのを止めようとしたところ、鼻に手が当たり、湊に暴力をふるったことにされました。

その後も、やってもいないのに湊を階段から突き落としたことにされます。

最後は、学校側の意向で責任を取らされることになり、辞任にまで追い込まれました。

本当は、優しい、生徒想いの先生でした。

ところが、保利先生は、「湊が依里をいじめている」と勘違いしていました。

シーン③ 子供たちの視点より

湊はクラスメートの依里が気になっていました。

父親から「豚の脳を持っている」と、虐待されている依里もまた湊に好意を持っています。

二人は、廃線になった電車を秘密基地にして楽しい時間を一緒に過ごします。

無邪気な子供の会話。

でも、依里は父親と離れ、おばあちゃんのところへ行くことになりそうです。

おわりに

音楽室では伏見校長先生が「言えない気持ちを吐き出すといいよ」と管楽器を持たせてくれました。

湊と校長先生は管楽器を口にくわえて大きな地響きのような音を出して気持ちを吐き出しました。

絶望して屋上に立った保利先生は、このブーーボー―という音を聞いて、気持ちを立て直しました。

台風の朝、湊と依里を探す、早織と保利先生。

早織は、思い当たる秘密基地を、保利先生と共に進みました。

ラストシーン、湊と依里は元気に走り回っています。

(おしまい)

映画怪物ってどんな話?私の感想「怪物の正体は?」

まず、タイトルから興味をかき立てられました。

「映画 怪物 てどんな話?怪物が出てくるの?」

結局、最後まで怪物は出てきませんでした。

私は、誰もが小さな怪物なのではないかな?と思いました。

私の中にも小さな怪物がいるんだ、私の怪物は何だろう?

確かに私にも人には言えないことがいくつもあります。。。

私の感想とまとめ

映画を見た感想を登場人物別にまとめてみますね!

早織のこと

湊の父親は事故で亡くなったようですが、湊が依里に話した真実は少し違いました。

「本当は別の女性と温泉へ行っていて、そこで急死したんだ」

湊の告白が気になりました。

母は息子に話していないのでは?と私は思いました。

どこかでそれを知った湊はお母さんに気を使っているのではないかしら?

「お父さんは立派なラガーマンでね、、、」

お父さんの命日にお仏壇にケーキをお供えして二人でお父さんに近況を報告します。

「お父さんに、あなたを立派に育てると約束したのよ、普通の家庭を持てればいいわね、、、」

早織は、お父さん(夫)を美化して湊に話すけれど、早織も本当は苦しんでいたのではないかな?

自分たち家族とは別の女性と居て急死した夫を許せないのではないでしょうか。

保利先生のこと

保利先生のパートから見た時。

ああ、この先生は生徒想いの優しい先生だな」と前のパートと全く別のイメージを持ちました。

生徒に「将来の夢」の作文を書かせるときに、自分の小学5年生の時の夢を語りましたね。

「西田ひかると絶対結婚すると思っていたんだよ!」と嬉しそうに生徒に話しますが、生徒は西田ひかるを知りません。

(私は分かりました、くすっと笑いましたよ。
当時人気のアイドル歌手ですよね、可愛くて、英語も堪能で頭が良いひかるさん!)

プロポーズまでしていた恋人の広奈は、保利先生が追い込まれるとさっさと別れて行きました。

人を見る目がなさすぎます、保利先生。

保利先生!人が良すぎますよ。

パート1の早織の視点から見た保利先生の印象ががらりと変わって、応援したくなりました。

伏見校長先生のこと

校長先生は、やる気があるのかしら?

お孫さんを事故で無くされたことはとてもお気の毒です。

そのお孫さんの写真を校長室でわざわざ早織に見せて、同情を引いてるの?

どういう気かしら?と、やる気のない校長先生のイメージは最後で変わりました。

自分は大勢の子供をまとめる校長職にあり、立場を考えると孫の事故に関わったとは言えなかった、、、本当はご本人が一番つらかった。

校長先生は自分が嘘をついていることに苦しんでいたんですね。

拘置所にいるご主人とは、一介の孫を想うおじいちゃんおばあちゃんに戻り、孫の話に目を細めていました。

スーパーで小学生の足を引っかけていた時は、とんでもない教育者だと思いましたが、、、

本当は、子供たちに命を大切にしてほしかったのかなぁ、走り回ると危ないから。

私の校長先生を見る目が変わりました。

まとめ

予告を見た時。

「子役の二人が主役みたい、演技が楽しみだな…」

安藤サクラがお母さん役と知り、『万引き家族』は良かったな…

サクラさんの、あの、最後の涙のシーンは思い出しただけでも泣けてきました。

「素晴らしい演技だったからから、やっぱり是枝監督に認められたんだわ!」と納得。

「あ、田中裕子が出てる!おばあちゃん役かしら?」

「瑛太、好きだな。

好青年役も、影のある役も上手いよねー。」

予告から、キャストが魅力的だなぁ、と思い、映画館へ出かけました。

そして、鑑賞後の感想です。

誰もが自分の見方で相手を見てるんだな。

皆が人に言えない苦しみを抱えているんだな。

子供たちの純粋な気持ちのぶつけ合い、あの演技は素晴らしかったな。

最後は、天国のシーンのようにも見えたけど、、、ふたりはどうなったの?

私は湊と依里はきっと生きていると思います!!

以上、(60歳主婦の感想)

母の感想も!

一緒に鑑賞した85歳、私の母の感想も聞いてみました。

子役の二人、湊と依里のこと

何とも切ない映画だったねえ~

家庭環境や、成長期の難しい時期に悩む少年たちがいじらしかったネ。

どうもしてやれんから苦しいね、、、

お互いが気になる気持ちは、友達以上なのか、ハッキリわからなかったけど、可愛い二人だったね。

こちらは(85歳、私の母の感想)でした。

映画『怪物』の概要

長野県諏訪地方がロケ地で、街の中心にある湖(諏訪湖)がどっしり、存在感がありました。

是枝監督は脚本も兼務することが多いですが、今作は坂本裕二氏の脚本です。

音楽は坂本龍一さんが担当、坂本さんのピアノが流れると、不思議と気持ちが落ち着きます。

概要

●2023年6月2日公開
●監督=是枝裕和
●脚本=坂本裕二
●製作=川村元気
●音楽=坂本龍一

坂本龍一さんの音楽が流れると、きれいな映像が更に澄んで見えました…

キャスト(登場人物)

キャスト
●安藤サクラ(湊の母)麦野早織
●黒川想矢(子ども/みなと)麦野湊
●柊木陽太(子ども/より)星川依里
●永山瑛太(担任の先生)保利先生
●田中裕子(校長先生)伏見校長
●正田文昭(教頭先生)角田教頭
●中村獅童(依里の父)星川
●高畑充希(保利の恋人)広奈

子供たちの演技に引き込まれました…

以上、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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