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映画アマデウスのサリエリを考察!懺悔のわけと嫉妬の心を解説

映画

こちらでは、映画「アマデウス」のサリエリについてまとめています。

この映画の主題は、主人公サリエリがモーツァルトの才能を羨む嫉妬心。

嫉妬心が人間関係をぎくしゃくさせることに思い当たる方も多いのではないでしょうか?

サリエリが立派な人物なだけに気の毒に思えて彼に共感してしまうでしょう。

サリエリの懺悔の理由と嫉妬の心について解説しますね!

映画「アマデウス」をより深く楽しむための参考にしていただけると嬉しいです。

映画『アマデウス』のサリエリを考察!サリエリはどんな人?

こちらでは、サリエリについて考察していきます。

サリエリはどんな人だったのでしょうか?

映画『アマデウス』はフィクションです。

モーツァルトが35歳の若さで亡くなり、不審死なのでは?という噂がありました。

映画『アマデウス』は、「サリエリはモーツァルトを羨んでいた」という噂からサリエリ像をつなぎ合わせて描かれました。

本当に、サリエリはそんなにモーツァルトを羨んでいたのでしょうか?

映画『アマデウス』をみたあとに、アントニオ・サリエリを調べてみました。

アントニオ・サリエリ


オーストラリア皇帝に仕える宮廷楽長として、
ヨーロッパ祭壇の頂点に立った人物であり、

また、ベートーヴェン、シューベルト、リストらを育てた名教育家でもあった。

死期はその名と作品を忘れられたが、

ピーター・シェーファーによる戯曲(アマデウス)(1979年)および映画版(1984年)の主人公として取り上げられたため、知名度が上昇。

2009年からは生地レニャーゴでサリエリ・オペラ祭が毎年開催されている。

(ウィキペディアより)

ウィキペディアをみると、サリエリは宮廷作曲家から宮廷学長に任命され、36年間も音楽界の頂点にいました。

そのうえ、後世に名を残す才能ある音楽家たちを教え育てています。

ベートーベン、シューベルト、リスト等です。

アントニオ・サリエリは、立派な人物だったと思われます。

サリエリは、その後、天寿を全うしています。

映画のように、自分を見失って死を急いだわけではありませんでした。

戯曲や映画のお陰で、忘れられていたサリエリの音楽が復活したんですね。

映画『アマデウス』サリエリは何に懺悔したのか?

サリエリの懺悔は、「自分がモーツァルトの非凡な才能に嫉妬したこと。」

才能豊かなサリエリは、宮廷音楽家で作曲家として皇帝から可愛がられ、大事にされていました。

そこへ、ザルツベルグからモーツァルトがウィーンへ出てきました。

若きモーツァルトは音楽の天才でした。

モーツァルトが作曲する音楽はサリエリを魅了しました。

素晴らしい!

叶わない

なぜ?

なぜ、自分ではなくてモーツァルトなのだ?

神はどうして自分ではなく、モーツァルトに才能を与えたのか??

ところが、モーツァルトは礼儀がなく、謙虚さを持ちません。

サリエリはモーツァルトが理解できませんでした。

自分を常に律してきたサルエリから見ると、モーツァルトの人間性は受け入れられないのです。

悔しい

け落としたい

許せない

サリエリのモーツァルトに対する嫉妬心と、異常なまでの執着心を感じます。

そして、サリエリは、身体が弱っているモーツァルトにレクイエム(鎮魂歌)を書かせ、彼を間接的に死に追いやってしまった。

(と、サリエリは思っています)

自分がモーツァルトの才能を羨んだからモーツァルトは死んでしまったのだ!

サリエリはそう懺悔しました。

サリエリはモーツアルトの一番のファンだった!

サリエリのモーツァルトに対する異常なまでの嫉妬心と、執着心はすさまじいものがありました。

でも、それ以上にモーツァルトの作る曲が気になり、放っておけません。

モーツァルトの作曲したオペラ『フィガロの結婚』は、6日で打ち切られましたたが、サリエリはこっそり毎日観に行きました。

モーツァルトが作曲する音楽はいつもサリエリを魅了しました。

サリエリはモーツァルトの一番のファンだったから、その才能に嫉妬したのです。

神はどうして自分ではなく、モーツァルトに才能を与えたのか??

それでも、サリエリは、モーツァルトの曲を聞くと感動するのでした。

映画『アマデウス』のサリエリについてまとめ

冒頭のシーンには驚かされました。

サリエリは、のどを切って、血だらけで病院へ運ばれたのです。

病院を訪ねてきた若い神父は、私に話してみたら楽になりますよとサリエリに優しく言います。

何を、そんなに思いつめたのか?

サリエリは、モーツァルトが亡くなってから32年間ずっと苦しんできたのです。

自分はモーツァルトを死に追いやったんだ…と話し始めました。

この映画の主題は、主人公サリエリがモーツァルトの才能を羨む嫉妬心。

私も嫉妬心が人間関係をぎくしゃくさせることに思い当たります。

サリエリが立派な人物なだけに、気の毒に思えて彼に共感してしまいました。

人間関係の永遠の課題は嫉妬なんだな、、、

人間関係がぎくしゃくするきっかけは、多くは嫉妬心から起こります。

できれば持ちたくない思いですが、避けられません。

映画『アマデウス』から、サリエリの嫉妬が招く異常な行動を見て心底、恐怖を感じました。

どうしてサリエリは、そんなに苦しんだのか?

それは、サリエリに才能があるが故に、モーツァルトの作る曲の素晴らしさが理解できてしまったから。

時代は、モーツァルトの曲をまだ受け入れていませんでした。

だから、モーツァルトは貧乏なまま亡くなりました。

モーツァルトの才能を理解していたのは、サリエリだけでした。

それが、サルエリの不幸だったと思うのです。

また、

映画『アマデウス』はフィクションです。

サリエリが嫉妬のあまりモーツァルトを死に追いやったに違いない!という観点から映画がつくられました。

本当にサリエリがモーツァルトに嫉妬していたかどうか定かではありません。

私はいつか是非、「サリエリの人間性や才能を称賛する作品」も観てみたいなと思います。

この記事が映画「アマデウス」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。

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