こちらでは、映画「ロスト・イン・トランスレーション」はどんな話?をまとめています。
異文化の東京で不安を感じる中年俳優ボブと若きシャーロットが惹かれる過程が微笑ましい映画でした。
主人公のボブとシャーロットが滞在するホテルや、ボブが出演するウィスキーの名前も調査しました。
この記事が、映画「ロスト・イン・トランスレーション」をより楽しむためにお役に立てれば幸いです。
映画「ロスト・イン・トランスレーション」はどんな話?タイトルの意味と海外の反応!
映画のタイトルの「ロスト・イン・トランスレーション」の意味は?
異文化を正しく移して伝えようとすると、なにかが失われてしまう、といった意味です。
タイトルの意味は直訳すると「翻訳の中で失われる…」ですが。
映画の主人公の二人が東京で感じる思いは正に「文化や言語の壁があると意思疎通がうまくいかず、異文化を正しく理解するのは難しい」ことが伝わります。
映画は、異国の地、東京で孤独と不安を感じる中年俳優ボブと若い女性シャーロットが心を通わせる物語です。
大きな展開はなく、ボブとシャーロットの揺れ動く感情の機微が映画の魅力です。
初めて訪れた日本の文化に戸惑うボブとシャーロットの表情が興味深かったですよね。
渋谷の交差点や新宿の夜の看板に目を奪われるふたり。
しゃぶしゃぶ店で自分が調理するとは知らず、生のお肉が出てきて驚くボブ。
ゲームセンターで遊ぶ若者の様子を不思議そうに見つめるシャーロット。
しかしシャーロットは、京都のお寺の結婚式やおみくじを木に結ぶ風習などを楽しんでいました。
海外でも高く評価され、2004年のアカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演男優賞・オリジナル脚本賞にノミネートされ、アカデミー脚本賞を受賞しました。
映画「ロスト・イン・トランスレーション」ホテルの名前は?
映画「ロスト・イン・トランスレーション」のボブとシャーロットが宿泊するホテルを調査しました。
このホテルは、新宿3丁目にある高級ホテル「パークハイアット東京」です。
パークハイアット東京には、プールやフィットネスジムがあり、主演のボブがプールで泳ぎ、サウナに入り、ジムで走る様子もありましたね。
シャーロットとボブがお互いバスローブ姿で廊下で出会うシーンも見られました。
また、ホテルの部屋からは東京の夜景がきれいに見える、眺望抜群のホテルです!
映画「ロスト・イン・トランスレーション」ウィスキーの名前は?
映画「ロスト・イン・トランスレーション」のボブが宣伝に出演するウィスキーの名前を調査しました。
ウィスキーの名前は、サントリーの「響」です!
サントリーの「響」は、日本の自然と文化を象徴する高級ウイスキーとして、国内外で高い評価を得ています。
1989年にサントリー(現・サントリーホールディングス)から「響17年」が発売開始されました。
初老のハリウッド俳優、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ演)は、サントリーの「響」のテレビCMに出演するために東京へ短期出張にやって来ました。
東京の街中にはボブが「響」のグラスを持つ姿が大きな看板や、移動車でも宣伝されていました。
その看板を見るボブはとても不思議そうな表情をしていましたね!
まるで映画のタイトルの「ロスト・イン・トランスレーション」の心境だったのではないでしょうか。
この記事が、映画「ロスト・イン・トランスレーション」をもっと知るための参考になれば嬉しいです。
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