こちらの記事では、映画『フォレストガンプ』が伝えたいことの考察などをまとめています。
映画『フォレストガンプ』が伝えたいことは「一期一会」の大切さです。
しかし、この映画が伝えたいことは「一期一会」の他にもあると思いました。
こちらでは、映画『フォレストガンプ』が伝えたいことを考察していきますね。
この記事が『フォレストガンプ』の映画をさらに楽しむためのお役に立てれば嬉しいです。
映画『フォレストガンプ』が伝えたいことを考察！
こちらでは、映画「フォレストガンプ」が伝えたいことを考察していきますね。
- 伝えたいこと①：出会った人を大切にすること
- 伝えたいこと②：良くしてくれた人への恩を忘れないこと
- 伝えたいこと③：いつも感謝の気持ちを持つこと
- 伝えたいこと④：コツコツと納得がいくまで続けること
- 伝えたいこと⑤：自分に正直に自信を持って生きていくこと
フォレストガンプの映画で伝えたいことは上記の5つだと私は考えています。
いずれも生きていくうえで大切な考え方ですよね！
1つ目の伝えたいことから順番に解説していきます。
伝えたいこと①：出会った人を大切にすること
映画「フォレストガンプ」が伝えたいことで一番大切なことは、出会った人を大切にすることだと思います。
フォレストの人生で出会った特別に大切な人たちは、お母さん、ジェニー、バッバ、ダン中尉でしょう。
彼らは人より知能が少し弱いからと敬遠されがちなフォレストにまっすぐ向き合ってくれました。
子供の時、フォレストは友達から敬遠されましたが、ただひとりの友達ジェニーはいつも優しかった！
フォレストは生涯ジェニーを愛し、ジェニーの幸せを祈りました。
フォレストはいつも自分のペースを守り、その時々のご縁を大切にしています。
出会った人たちを大切にしていたからフォレストは幸せになれたのです。
伝えたいこと③：良くしてくれた人への恩を忘れないこと
三つ目に挙げる映画「フォレストガンプ」が伝えたいことは、自分に良くしてくれた人への恩を忘れないことです。
映画を見ていると、少ない友達を心から大切に思うフォレストのまっすぐさに感動します。
フォレストが損得で行動したわけではないから見ていて気持ちが良いのです。
戦地では誰もフォレストを仲間に入れてくれませんでしたが、たった一人バッバという親友ができました。
二人は「故郷へ帰ったら実家のエビ採り漁業を一緒にやろう」と約束しました。
バッバは戦死しましたが、フォレストはバッバの実家を訪ね一人でエビ採り漁業を始めました。
会社の名前に「バッバ」の名前を入れることを忘れませんでした。
大金を手にしたフォレストは、バッバの家族にもそのお金を贈りました。
伝えたいこと④：いつも感謝の気持ちを持つこと
映画「フォレストガンプ」が伝えたいことの4つ目は、常に感謝の気持ちを持つことです。
どうして友達や先輩をそんなに大切にできたの？
それは、フォレストが純真な心と感謝の気持ちをもっていたから。
フォレストには、数少ないけど、自分を大事にしてくれた人たちがいました。
その人たちへの感謝の気持ちを忘れませんでした。
でも、フォレストに恩を感じたり、恩を返すことを意識している様子はありません。
フォレストは、自然に感謝の気持ちを持って行動できる素直な人なのです。
そんなフォレストにはいつも幸運が巡ってきました。
伝えたいこと④：コツコツと納得がいくまで続けること
映画「フォレストガンプ」が伝えたいことは、コツコツと努力を続けることの大切さでしょう。
フォレストは努力しているつもりはないのですが、生まれつき真面目な性格で、何事も諦めず続けることができる人でした。
そんなフォレストはいつも最後に幸運を引き寄せました。
ジェニーが出て行ったあと、無我夢中で走っていたら何故か多くの賛同者が一緒に走ってくれ報道されました。
お陰で、フォレストのことを知ったジェニーから連絡をもらうことができました。
ジェニーは自分の病気を告白し、フォレストはジェニーを最後まで支えました。
哀しいけれど、最後はフォレストジュニアと生きていく新しい人生につながりました。
伝えたいこと⑤：自分に正直に自信を持って生きていくこと
最後にお伝えする映画が伝えたいことは、自分の気持ちに正直に自信を持って生きていくことです。
お母さんの言葉や教えはまっすぐ過ぎるフォレストが、自信と希望を持って生きていくことを助けてくれました。
「あなたは普通の子と同じよ、大丈夫よ！」
育ててくれた母の言葉は、彼を生涯勇気づけました。
おかげで自分の気持ちに正直に自信を持って生きていくことができました。
フォレストはいつもいつも正直でしたよね。
まっすぐで、純真で、時には融通が利かなくて困るくらい。
本人に特別な欲はありませんでしたが、彼の素直さと身体能力の高さが相乗効果を生みました。
フォレストはアメフトの選手、軍隊生活、卓球選手としてそれぞれ成功をおさめることができました。
映画『フォレスト・ガンプ（一期一会）』タイトルの意味を解説！
タイトルは「フォレストガンプ」。
はじめてタイトルを聞いた時、え、どういう意味？
と思いませんでしたか？
そこで、ウィキペディアから調べてみました！
タイトルの「フォレスト・ガンプ」は主人公の名前。
「フォレスト」は、白人至上主義団体であるクー・クラックス・クランの結成者として知られるネイサン・べドフォード・フォレストから。
「ガンプ」（gamp)はアラバマ州の方言で、「うすのろ」「間抜け」「愚か者」を意味する。
（ウィキペディア「フォレスト・ガンプ/一期一会」より）
『フォレスト・ガンプ』＝主人公の名前です。
「走って！フォレスト」
「逃げて！フォレスト」
ジェニーの声がこだまします。
「ガンプ」に、バカにした意味の方言があるのは、残念ですね。
特に子供時代は名前が原因で笑われることが多いですから。
でも、フォレストは、何事も気にせず前に進みましたよ！
私は、フォレストガンプは名前に負けない人生を歩んだと思います。
また、「フォレストガンプ」の副タイトルの「一期一会」の意味を調べてみました！
「一期一会」とは？＝一生に一度だけの機会、ただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。
映画『フォレスト・ガンプ』私の感想
『フォレストガンプ』の映画を鑑賞しました。
「人生に本当に必要なお金はそんなに沢山ではないわ、あとは虚栄なの」
フォレストは母親の教えを覚えていました。
成功して得たお金はあちこちに寄付をし、自分は好きな芝刈りをして暮らしました。
実際、お金を意識しないで生きていくことは難しいです。
ですから、見事にお金に振り回されないで生きていくフォレストを羨ましく感じました。
「人生はチョコレートの箱と同じ、開けてみないと何があるか分からないの」
フォレストは悲しい時も時間をかけて、怖がらずに前へ進みました。
ジェニーが自分の前から消えてしまった時は悲しくて悲しくて、何も考えずに走り続けました。
自分の気持ちが吹っ切れるまで自分の心に正直に行動しました。
するとフォレストにはいつも幸運が待っていましたね。
ああ、あの人に会えてよかった。
あの人を大事にお付き合いしてきて良かったな。
私にもそんな人が何人かいます。
あの人も私のことをそう思ってくれていたら嬉しいですけどね。
そんなことを考えながら映画を鑑賞しました。
映画全体を通して、
「こんなに世間知らずでこの子は大丈夫かな?」
「この人は世の中の悪意に巻き込まれないかしら?」
と心配しながらフォレストを見守りました。
でも、フォレストはまっすぐ過ぎて困るときがあるけど最後はいつも幸運を引き寄せましたよね！
最後にジェニーが残してくれた「フォレスト・ジュニア」はフォレスト（父親）の名前をもらいました。
私は、子供の存在を知り、心から良かったなあ…と思いました。
フォレストは愚直に言われたことを守り、努力を続けることが出来る素晴らしい人です！
でも、彼をずっと支えてくれた母親やジェニーがいなくなったら…
映画を見ながら私は心配しました。
しかし最後に、神様は彼に素晴らしい贈り物をくれました。
ジェニーとの間に生まれた男の子！
フォレスト・ジュニアの存在はこの先も彼を奮い立たせるでしょう。
フォレストガンプはきっと大丈夫！
ジュニアは生まれ持った賢さと、父親の優しさに触れながら素敵な男の子に育つでしょう。
戦友のバッバの母親にシュリンプ会社の利益（大金）をプレゼントした時は驚きました。
（母親は高額な数字を見て倒れてしまいましたねー）
ジェニーが最後にフォレストを選んでくれた時は、本当に嬉しかったな。。。
ダン中尉が「命を救ってくれてありがとう」と言ってくれた時、ダン中尉はようやく、そう思えるようになったんだな、この言葉は真実だなと、私に沁みました。
見返りを期待しないフォレストに幸運が巡ってくる様子を見て胸が熱くなり、希望が湧きました。
映画を見ると、フォレストはいつも自分のペースを守り、その時々のご縁を大切にしています。
一度しかないような良いご縁に何度も巡り合えたのは、フォレストがその時々を丁寧に生きたからでしょう。
大勢でなくてもいい、自分に良くしてくれた人を大切にしながら生きていこう。
そんな風に思わされました。
世の中は時に世知辛いですよね。
それを忘れさせてくれる映画『フォレスト・ガンプ』
ちょっと落ち込んだ時、気持ちを明るく前向きに持ち直したい時に観たい映画です。
以上、映画「フォレストガンプ」の感想でした。
※映画「フォレストガンプ」の配信状況を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さいね！
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