カトリーヌドヌーブの出世作『シェルブールの雨傘』のラストについてまとめています。
最後のガソリンスタンドで再会した二人はそのまま別れました。
ひどい…せめて本心を告げて欲しかった。
こちらでは、ラストシーンについて考察してみますね!
この記事が、映画『シェルブールの雨傘」をより楽しんでいただけるための参考になれば嬉しいです。
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『シェルブールの雨傘』あらすじとラストシーンの解釈!
シェルブールの雨傘は、1964年に公開されたフランスと西ドイツのミュージカル映画です。
映画は台詞がすべて歌で表現されています。
監督は、ジャック・ドウミ。
主演は、カトリーヌ・ドヌーブ(ジュヌヴィエーヴ)と、ニーノ・カステルヌーヴォ(ギイ)です。
「シェルブールの雨傘」の簡単なあらすじ
シェルブールの雨傘の舞台は、フランス北西部、シェルブールの街です。
雨傘を売るお店の娘、ジュヌヴィエーヴは、美貌の持ち主です。
父親はなく、母親はこの傘屋を営みながら、娘の幸せを一番に考えています。
主人公はジュヌヴィエーヴとギイ。
若くして結婚を約束した二人でしたが、20歳の青年ギイが徴兵され、二人には距離が出来ました。
17歳のジュヌヴィエーヴはお腹にギイの子を宿し、ギイの連絡を待ちますが、手紙は途絶えがちになり、、、
ふたりはすれ違いました。
母親の傘屋の経営が苦しくなり、商談に行った先で実業家のカサール氏がジュヌヴィエーヴを見初めます。
カサールはジュヌヴィエーヴの妊娠を承知で求婚しました。
「お腹の子供を二人の子として大事に育てよう」と言ってくれました。
ジュヌヴィエーヴはカサール氏との結婚を決めました。
徴兵から戻ったギイは、ジュヌヴィエーヴの結婚を知り、絶望します。
一時は自暴自棄になりますが、それを支えたのは幼なじみのマドレーヌでした。
ラストシーンの解釈!子供の名前は二人しか知らない…を考察
シェルブールの雨傘のラストシーン。
ジュヌヴィエーヴが娘と立ち寄ったガソリンスタンドを営んでいたのはギイでした。
ギイは幼なじみのマドレーヌと結婚し、息子に「フランソワ」と名付けていました。
ジュヌヴィエーヴの車には、カサールと育てているギイの娘、「フランソワズ」が乗っています。
「フランソワ」と「フランソワズ」はジュヌヴィエーヴとギイが二人の子供に名付けようと約束した名前でした。
二人だけの秘密…
マドレーヌもカサールも知らないでしょう。
二人(ジュヌヴィエーヴとギイ)が自分の子供に約束した名前を付けたこと。
二人はまだお互いを愛していたからそれぞれの子供に、二人だけしか知らない名前を付けたんだな、と思いました。
しかし、ジュヌヴィエーヴとギイは、お互いが元気で、幸せだと会話し、それ以上想いを告げることはありませんでした。
恋愛感情だけで世の中は渡れないことを知り尽くした、大人の会話でした。
家族のことを大事に思っているし、今の家庭には何の不満もない。
ジュヌヴィエーヴとギイがすれ違った徴兵の前に時は戻せない。
シェルブールの雨傘、これが二人の下した大人の決断だと分かっていても、悲しいラストシーンでした。
シエルブールの雨傘の感想はひどい…なの?
シェルブールの雨傘を見終わった時の感想です。
「ひどい!どうしてジュヌヴィエーヴとギイはお互いに本心を打ち明けなかったのだろう?」と納得できませんでした。
はじまりの感想:出会った頃の二人がとても幸せそう
はじまりは、幸せそうなギイとジュヌヴィエーヴ。
ポニーテールや髪の毛をアップにした、初々しいカトリーヌ・ドヌーブが本当に可愛くて、髪形を真似していた時期がありました、、、私が若い頃です。
カトリーヌ・ドヌーブの髪の毛に飾られたリボンの色が場面によって変わっていることに気づきました。
ギイと出会った頃はいつもきれいな色のリボン。
そして、お腹を抱えたジュヌヴィエーヴはだんだん表情が曇りましたね。
ラストの感想:ミシェル・ルグランの音楽が響きます
ミシェル・ルグランの音楽は、シェルブールの雨傘になくてはならない忘れられない音楽です。
シェルブールの雨傘で素晴らしいのは、ミシェル・ルグランの音楽です。
特にラストシーンに流れる音楽には心を揺さぶられました。
この音楽を耳にするだけで切なくなるのは、ふたりの最後の会話を知っているから…
徴兵されるギイを見送るときも、ジュヌヴィエーヴの不安な気持ちを表現するときにも流れた音楽には気持ちをつかまれました。
でも、一番切なく感じたのは、ラストシーンでこの音楽(主題歌)が流れた時です。
途中、メロディのトーンが2回変わって、3度目のメロディでは号泣しました。
ジュヌヴィエーヴとギイは、お互いまだ相手に気持ちを残しながら本心を告げずに別れました。
シェルブールの雨傘、二人の再会はもうないんだろうな、これが最後なんだろうな…
ガソリンスタンドに降り注ぐ雪景色と合わせて悲しくなりました。
ラストシーンの二人の会話、雪景色に主題歌が流れると、胸が苦しくなりました。
以上、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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