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班長の仕事に取り組む90歳の父!町内会など地域コミュニティとの付き合い方

家族

実家(85歳と90歳の両親)に町内会の班長の仕事が回ってきました。

ビックリしました!
回覧板て、まだあったんですね~

私は60歳になり親との付き合い方に試行錯誤を重ねています。

実家に長く滞在したので何度も班長の仕事を手伝いました。
その時の様子をまとめています。

「高齢の親と地域コミュニティとの付き合い方」に、興味がある方の参考になれば嬉しいです。

町内会の班長の仕事!90歳の父と85歳の母が取り組む!

2022年、4月からの1年間

実家(85歳と90歳の両親)に町内会の班長の仕事が回ってきました。

ビックリしました!
回覧板て、まだあったんですね~

 

【班長の仕事】の内容

実家の町内は5班に別れています。
父母は、2班に所属しているので、
「○○町の、2班の班長」です。
所属世帯は18件

私は、たまたま実家に滞在し、
4月の開始時期、その他、何度も仕事を手伝いました。

●4月(引継ぎ)
昨年の班長さんから空っぽの回覧板3冊と、
名簿、会計ノート、過去の議事録の書類が入った
ファイルが届きました。

 

●毎月の仕事

1)町内会長(5班全体のとりまとめ)から
班長(うち)に、回覧板で回すお知らせの手紙と、
市の広報が届きます。
(18冊、うちを除くと17冊)

回覧板にお知らせを綴じ、
1番のお宅へ届けます。

2番、3番、、、と順に回覧され、

17番のお宅から班長(うち)へ回覧板が戻ってきたら終了。

※4月はお知らせの手紙が追加で3回あり、
回覧板を4回も回しました。

2)(広報+各家庭へのリーフレット)のセットを17件に配ります。

集金など、対面が必要でないときには、
郵便ポストに入れておきます。



●4月、最初の仕事

町内会費(一年分)の集金
(領収書とおつりを用意して、集金に回る。)

18件分の町内会費が集まったら、
町内会計係のお宅へ届け、会計ノートに受領印をもらい、終了。

●その他の行事や、掃除を取り仕切る

班長会の班長の仕事!班内・世帯の内訳は?

【2班=18件の内訳】

2班には、
私(60歳)の親世代=70-80歳以上が多く
その後入居した若い家族が三分の1です。

新旧交えた世帯18件を抱えています。

18件の内訳(世帯主別に集計)

90代独居:1件
90代夫婦:1件
80代独居1件
80代夫婦:4件
70代(夫婦):1件
70代(100歳の母親と同居):1件
70代独居:1件
60代(夫婦+子供):1件
50代(夫婦+子供):1件
40代(夫婦+子供+老夫婦):1件
40代(夫婦+子供):4件
30代(夫婦+子供):1件

 

私が子供のときに現役だったおじさんおばさんは、
実家の両親同様、80歳をこえています。
我が家と同じで、子供たちは核家族化し別に住んでいます。

母と広報を配りながら、
私が子供時代にお世話になったおじさん、おばさんと
昔話で盛り上がりました♪
また、
30代のご家族には赤ちゃんがいて、可愛いかった♪
(2班には、赤ちゃんは一人しかいませんでした)

班長会の班長の仕事!その他、行事の仕事

【その他の仕事】

町内会では、1年間の
行事が決まっています。
その取り仕切りが班長の仕事です。

年間行事と当番

公民館の掃除(半年に一度

地域の公民館の掃除が半年に一度あります。
全5班、一緒に日曜日に掃除します。

父が、前日に近所のメンバーにリマインドしましたが、
体調や日程の都合で参加者は半数でした。
それでも、
2班の担当スペースは問題なくきれいに終わり、
お疲れ様のお茶を1本もらって帰宅しました。

この公民館で小学校時代、夏休みのお泊り会やクリスマス会があったことを思い出しました。
面倒をみてくれたおじさん、おばさん、当時は大変だったでしょうね!

ゴミ置き場の掃除(週2:当番制)

ゴミ収集車が去った後、ゴミ置き場をきれいに掃除して、
ネットをかけておき、
猫やからすが入り込まないようにします。
週2で18件が持ち回りで担当します。
4か月に一度、掃除当番が回ってくる)

次はどのお宅がゴミ置き場の掃除当番か、
かまぼこの板を大きくした、(30センチ四方、厚さ5センチ)の当番の札を回しています。
本当に大きい木の札なので、お年寄りは重いだろうな~

この当番札は、うちの父が40年前に作りました
(小さいと行方不明になるからと巨大なものを)


どぶ掃除(3か月に1度)

各家の前を通る小さな側溝には
泥や落ち葉が入り込みます。
一斉に流さないと、どこかの家の前で流れが止まります。
短時間ですが、3か月に一度、日曜日の朝総出でどぶ掃除をします。

掃除より、井戸端会議の方が長かったー。

●年間行事の目玉は
5月に開催される、市内のお祭りに参加することです。

町内(5班が集合)から、お神輿(みこし)を担いで商店街に出て行きます。

ところが
2021年と2022年はお祭りが中止になりました。
今年は、
小学生のある家庭に子供用のお菓子の詰め合わせだけを配りました。

本来ですと、年に一度お神輿の点検や修繕、
合わせて
子供向けの小さな(おみこし)を、
木枠と障子紙で作ります。
また、料理を持ち寄り、盛大にお祭りを祝います。

そういえば、子どもの頃、おみこし作りで、障子紙にドラえもんの絵を描きました!
我が家では母がちらし寿司を大量に作っていました。

不定期にある廃品回収

市の主催、地域の学校の主催で廃品回収がある時に手伝います。
集まった古紙を仕分けして束ね、
公民館で作業をするのです。

ですが、
最近は、古紙回収、古着の回収はほとんどなくなったそうです。

【父の大仕事】町内会の班長の仕事!ゴミ置き場を建設

【ゴミ置き場建設】

2022年、実家の両親が班長を務めるこの年に

1班に続き、2班でも
鉄製のしっかりしたゴミ置き場を作ることになりました
父が先頭に立って、この工事を進めました。

同じ町内の1班と同額の特別予算を町内からいただきましたが、
建設費用が値上がりしており、
更に追加資金が必要でした。

父は、2班17件の一軒一軒に了解を得て追加資金を出してもらいました。
はじめは
1軒当たり5000円の見積もりでしたが最終的には10000円ずつ
どの家庭も快く了解してもらえました。

これで、猫やカラスが入り込む隙間がありませんし、
ゴミ置き場の大がかりな掃除も必要なくなります

あの、重い掃除当番の札も必要なくなりますね。。。
父は、大きな仕事が終わってホッとしています。

何より2班の皆さんが大変喜んで下さったので充実感が残ったようです。

町内会の班長!85歳の母が困ったこと、その対策

【困ったこと】

●留守宅が多い
●番犬がこわい
●現金を持ち合わせていない
●寄付金あつめはどこまで?

留守宅が多い、番犬がこわい

母と4月に17件を回った時、
留守宅が多くて驚きました。

若い方は平日も土日も朝一番からお留守でした。
夜、出直しましたが、暗いなか、車がよく通るので
懐中電灯を持って出かけました。
母一人では危ないなと思いました。

夜も会えなかったお宅に、留守電を入れたかったのですが、
名簿に電話番号が書いてありません
昨今は、自宅の固定電話を持たないこと、
あっても公表しないことが
こんなところまで浸透していました。

古ーい名簿にあった電話番号で、使われていた固定電話の留守電に
「班長ですが、いつの何時におじゃましたらよろしいですか?」
と残したら、
その晩遅く、会費を持ってきてくれたお宅が1件ありました。
(嬉しかったです!)

また、
犬が留守番をしているお宅が数件ありました。

留守宅を守るのは番犬の任務ですが、
何度も吠えられ、私と母は恐くて
早々に帰って来ました。

広報や回覧板だけならいいのですが、
小さい寄付のお願いや、
臨時会費の集金が何度か発生しました。

数回、訪問して
対策を考えました。
メッセージを郵便受けに入れて来るのです。
「こういう用件で伺いました。
いつでも結構です、
お代を班長までお持ちください。」

それでもどうしても会えないお宅があり、
(お若い)町内会長さんから電話をお願いしました。
町内会長さんだけは連絡先を知っています
ラインでつながっているようです)

この方法で母はなんとか3月まで班長の仕事を乗り切りました。

現金を持ち合わせていない

私も現金を使う機会が減りました。
ふだんはオンラインでしか支払いをしません
という世代の方も増えています。

突然うかがっても、
1万円札が出てきます。
そこで、毎回、お釣りを用意して出かけました

または、現金をお持ちではなくて
いつでもいいからと、後日、うち(班長)まで届けてもらいました

寄付集めはどこまで?

ある日、
何かの小さい寄付のお願いに行きました。
現金がないと言われ、その後も
うちにも持ってきてもらえなかったので

母はもう一度お釣りを持って伺ったそうです。

2回目に快く出していただけましたが、
寄付なので、任意かな?
と思われたのかもしれませんね。

この、寄付集めはどこまで班長が踏み込んでお願いするのか
難しい課題だと思いました。

町内会の班長!まとめ:次は18年後?

ゆる~く長~く、生きていきたい。
60歳になりました。
両親は85歳と90歳です。
親との付き合い方に試行錯誤を重ねています。

2022年、
85歳と90歳になる実家の両親に
町内会の班長の仕事が回ってきました。

18件の世帯を抱える班の班長です。

時代の流れで、
留守宅がふえ、電話番号が分らず、現金を持たなくなっています

 

85歳と90歳の両親には大きな負担だったことでしょう。
それでも、
困ったときは町内会長さんが親身になってくださり
若い方とも知り合いになれる
良い機会だったようです。

次は18年後にまた回ってくる予定です。
この当番を18年後に元気に迎えられたら、そんないいことはありません。

なにはともあれ、
2022年度、無事この大役が果たせそうでホッとしています。

以上

(最後までお読みいただき
ありがとうございました)

※90歳父と神棚を掃除する記事も書いています。
よろしければ、下欄からお読みください。

神棚の掃除に90歳父と取り組む年末の大掃除
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