ゆる~く長~く生きていきたい。
60歳主婦です。
親との付き合い方に試行錯誤を重ねています。
年末年始、久しぶりに長く実家に滞在し、
年末の大掃除を手伝いました。
神棚の掃除はいつも父がしますが
今回は父がなかなか取りかかろうとしません。
理由は、
脚立に上がり、上を見上げたり、手をあげて交換する時にバランスを崩すからでした。
そこで、私は今回、初めて神棚の掃除を手伝いました。
神棚の掃除には一定の決まりがあるんですね!
90歳の父と神棚の掃除をした私の体験談をお伝えします。
神棚の掃除ってどうやってするの?
と、疑問に思っている方の参考にしていただけたら嬉しいです。
神棚の掃除:【調査】神棚を祀る(まつる)場所は?
【神棚を祀る場所】
実家の神棚は
台所の隅、天井のすぐ下の高いところに固定されています。
母は、毎朝、一番に上を見上げるようにしてパンパンと手を合わせてから
朝ご飯の支度にとりかかります。
日常、定期的にお榊(おさかき)の水を替えて、新しいお榊を飾るのは母の役目です。
では、一般的にはどの部屋に神棚を祀ったら良いのでしょうか?
【調査】(インターネットより)
神棚はよそのお宅ではどの部屋に祀られているのか
気になったので、インターネットで調べてみました。
〈神棚を祀ると良い場所〉
①清浄な場所に祀る
②北側か西側が良い
(お札が南か、東を向いていること)
③「上」とされる部屋に祀る
④通路の上は避ける
我が家には座敷がありますが、
壁が柔らかく、神棚を固定するには不向きだったそうです。
また、応接間の調度品と神棚が合わないことから
父母が、毎日何度も過ごす、台所の、火の元や窓のない場所に固定したそうです。
(インターネットの調査より)
「家の構造や家具の配置で、南や東向きが難しい時は、そうする必要はありません。
向きや位置も大切ですが、毎日神様に向き合い、お参りすることが大切です。」
と書かれていました。
正に我が家のことだな、、、と思います。
神棚の掃除:90歳父と年末の大掃除にしたことは?
【父と年末にした掃除】
毎年、年末が近づくと早々に神棚の掃除に取り掛かる父が
今回は、なかなか始めようとしませんでした。
最近、上を見上げるとバランスがうまく取れないというのが理由でした。
我が家の神棚は、天井のすぐ下の高い位置に固定されていて、心配だったようです。
そういえば先日も、蛍光灯のカバーは父が自分で外したのですが、
蛍光灯本体の交換は妹のだんな様にお願いしたのでした。
そこで、今回私が初めて神棚の掃除を手伝いました。
【年末にした父とした神棚の掃除】
神棚の板の掃除、お榊の交換、お酒、お米、お塩の入れ替え、お札の交換
①神棚の下にある台所のテーブルに新しいお札とお酒、お塩、お米を用意します。
②脚立に上がった父が、神棚の上からお札、お榊(おさかき)、白い陶器の神具を下ろします。
③私が下でそれらを受け取り、白い陶器の神具を置き、
神具から中身を出して水で洗い、白い布巾で磨きます。④父が、脚立に上ったまま、何も無くなった神棚の中を毛ブラシで払い、板を掃除します。
⑤私が、下で、お榊の水を替えて、新しいお榊を刺し
お酒を入れ替え、お皿のお米とお塩も新しくします。⑥私が新しくした、お榊、お酒、お米、塩の入れ物やお皿を父に渡し、
父が神棚に戻します。⑦最後に前日、神社でいただいた新しいお札を父が神棚に飾りました。
※古いお札は年始、神社のお焚き上げに持っていきます。
神棚の掃除:【調査】神棚の掃除の仕方
【掃除の仕方】(インターネットより)
「神棚をお祀りする時、一番大切にされているのは、
神様を大切にする気持ちです。」
〈掃除の手順〉
②神棚に感謝の気持ちをこめ、一礼する。
③神棚と榊など、すべて下ろし、机に布を敷く。
④神様に息がかからないよう、口に和紙をくわえ、神棚からお札を取り出す。
⑤取り出したお札を白い布の上に置く
⑥ブラシ、乾いた布で神棚の掃除をする。
我が家の掃除との比較をしてみます。
・手は洗いましたが、口まで清めませんでした。
次回は、口をすすぐことも忘れないでしてみます。
・一礼はいつもする習慣があります。
・一番びっくりしたことは、お札に息がかからないよう、
和紙を口にくわえてお札に触れることです。
我が家でも、母が神社でいただいたあと、大切に窓際に立てて置いてありましたが、
「神様に息がかからないよう」という意識まではありませんでした。
※「神様を大切のする気持ち」は、掃除の時にも引き継がれていると感じます。
神棚の掃除:ルールとまとめ
【まとめ】
年末に、初めて父のする神棚の掃除を手伝いました。
父が下ろした器を私が下で受け取り、清め、
お米、お塩、お酒、お札を新しくしました。
下から神具等を上げる時は、私が父の手元まで渡し、父が神棚に飾り直します。
バランスに自信がないと言う父でしたが、
少し手伝いがあれば、90歳の父が出来ることはまだまだ沢山ありました。
〈ルール?〉
●最後にもう一つ、気になったことを調べてみました。
神棚の掃除はいつも父がしますが、
母はしたことがないそうです。
「神棚の掃除は男性の仕事だ」と子供の頃に言われたとか。
(普段、お榊の取り換えなど、母の方が神棚に向き合うことは多いのですが)
「女性が神棚の掃除をしてはいけないの?」
(インターネットより)
ゲン担ぎで、神棚に触るのは男性のみ、という考え方が地域にあるそうです。
続いて、
神様を敬う気持ちがあれば男女の差なく誰がお掃除しても良いのでは?
と記されていました。
→母も、今は高いところへは上がれませんので、
次回からは私が上がってもいいかな?と考えています。
以上、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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