60歳主婦です。
高齢の親との付き合い方に試行錯誤を重ねています。
先日、両親とお花見ドライブに出かけました。
桜並木も素晴らしかったのですが、もう少し足を延ばして訪れた
【岐阜のモネの池】に私も両親も感動しました。
またひとつ、親孝行ができました。
でも、運転してくれたのは妹のだんな様。
ナビゲーターをしたのは妹で、
私は後ろの席に座っていただけ。。。
「岐阜にあるモネの池」
本当にモネが描いた絵画のように別世界が広がっていました。
訪ねて良かったです!
岐阜県の中部にお出かけの予定がある方、
「岐阜のモネの池」を訪れたい方の参考になればとこの記事をお届けします。
岐阜のモネの池、詳細情報/行き方と駐車場は?
【詳細情報】
・営業期間:見学・年中無休
・料金:無料
・所在地:〒501-2901 岐阜県関市板取白谷396番地(ナビに入れてください)
・交通アクセス:
【車】美濃IC→国道156号線→県道81号線→国道256号線→関市板取白谷
【交通機関】JR岐阜駅から岐阜板取線で「洞戸キウイプラザ」へ
板取ふれあいバスに乗り「モネの池前」で下車 徒歩150mで到着
・駐車場:(無料)
第1駐車場50台(国道の反対側)
第2駐車場(観光バス用)
第3、第4駐車場が第2の奥にあり
・トイレ:(無料)
第1駐車場に隣接
・お問い合わせ:岐阜県関市板取(いたどり)事務所
電話:0581-57-2111
・地図
岐阜のモネの池、感想/駐車場が整備されシニアも行きやすい観光地
2015年にSNSで話題になってから駐車場が整備され充分スペースがあります。
トイレもきれいでした!
【体験談と感想】
妹夫婦の車で、「寺尾千本桜街道」の桜を楽しみながら、モネの池を目指しました。
平日の朝、早くだったからかな、第一駐車場に停められ、
国道を渡って田んぼのあぜ道を2分ほど歩くと、神社の下に噂の「モネの池」が見えました。
山の下の小さな池でした。
池の向こう、山側にはあのモネの絵とそっくりな橋まであるではありませんか!
そして、絵のようにきれいな色とりどりの鯉が本当に泳いでいました。
白地に赤い模様の鯉、金色の鯉、黒色の鯉。
この池がまるで「モネの睡蓮の絵」のようだと話題になってから、
橋が作られ、鯉が放たれたのでしょうか?
それにしても、モネのあの絵にあまりにもそっくりで驚きました~。
小さな池は、ここだけ別世界のようでした。
池の底は深い緑色で、鯉が泳ぐ姿がいっそう美しく引き立っていました。
こんな身近で、モネの絵の景色に会えるなんて!
周りに何の柵もなく、自然の中にある池。
大勢の人がいなければいつまでもそこに立っていたい、
そんな場所でした。
田舎のきれいな景色を見慣れた両親も、
「本当にきれいやなあー」
と、声に出していました。
すぐに、家族連れや観光バスの人がやって来て、池の周りに人が立ちましたが、
我が家の到着はその日朝一番で誰もいなかったのです。
この美しい小さい池と一体になった、周りの田んぼや山の風景を充分に楽しむことが出来ました。
駐車場から歩いて2-3分です。
わたしたちシニア世代も行きやすい観光地です。
モネの池周辺/一緒にまわりたいおすすめスポット
【一緒にまわりたいおすすめスポット】
「モネの池」は思ったより小さくて、観光客も多いです。
写真を撮ったらすぐに立ち去る印象です。
そこで私のおすすめは、
隣接する神社、フラワーパーク
田んぼや山の景色
あぜ道の出店などを一緒に楽しむことです。
今回は行きませんでしたが、5分ほど足を延すと、
おいしいお水=高賀の森水が飲める高賀神水庵もありますよ。
根道(ねみち)神社
【根道神社】
モネの池は思ったより小さくて、10ー15分ほどで見られます。
次々と人が来るので交代しました。
池の横の階段を少し上がると、小さな神社がありました。
もともと「名もなき池」は、この神社の参道にあったのですが、
透明度の高い美しい池が評判になり、
「モネの池」として注目されるようになったそうです。
皆さん、モネの池の写真を撮ると、すぐに帰って行きますが、
この小さな神社が静かで趣があり、私は居心地が良いなと感じました。
根道神社、予想以上に楽しめました。
こじんまりとした小さい神社ですが、きれいに掃除が行き届いていて、
石の鳥居に金色のしめ縄が映えていました。
手水舎(てみずや)が入口にありますが、こちらは比較的新しくて
水も清らか。
私は手を清めてお水を少し、口に含みました。
美味しいお水でした。
神社からモネの池の一部が見下ろせます。
山の間から見下ろすモネの池もまた良かったです。
こちらの風景、私はとても気に入りました。
何より、神社には人がいなかったんです。
静寂で忙しい気持ちを忘れることができました。
フラワーパーク板取(いたどり)
【フラワーパーク板取】
こちらは、モネの池に隣接するビニールハウスの大きな建物です。
池を見た後、神社の階段を上らなかった父母。
私たちが神社の階段を下りると、
父母はフラワーパークの前に腰を下して休んでいました。
母が、何やらきれいなピンクの花の鉢を抱えているではありませんか!
花好きの父母は、池を見た後フラワーパークに入り、
綺麗に咲いたピンクの鉢と、いくつか花の苗を購入していました。
これからお花を育てて出荷する、大きなビニールハウスのお店という感じでしたが、
花の種類も多く、
種や苗も売られていて、父母は大変気に入ったようです。
モネの池にちなんだ、お土産もいろいろ並んでいましたよ。
そして
駐車場へ戻ろうと、あぜ道を広げたような道を歩いていると、
小さいトラックから荷物を並べている出店が一件ありました。
お店をのぞくと、地域の漬物や、野菜が並んでいましたが、
私は、今朝作りたての「よもぎ餅」を見つけて人数分購入しました。
駐車場横のトイレを借りてから車に戻り、よもぎ餅を皆で美味しく食べました。
よもぎがギッシリ入っていて、ぷーんとよもぎの香りがしました~。
この池は、はじめから「モネの池」と呼ばれていたわけではなく、
「名もなき池」だったそうです。
SNSで有名になったお陰であぜ道も歩きやすくなりましたし、
無料の駐車場が整備され、大勢で来ることが出来ました。
地域も活性化したことでしょう。
洞戸の水/高賀神水庵(こうがしんすいあん)
【洞戸の高賀神水庵】
モネの池に行こうと、妹夫婦の車に乗っていると、
途中からナビをしてくれたのは90歳の父でした。
85歳まで車を運転していたのですが、
自宅から1時間かけてこの辺り
(洞戸/ほらど)まで来ていたそうです。
その目的は、洞戸の高賀神水庵の水でした。
実家にあった、大きなポリ容器に汲み置かれた水が
モネの池の近所の水だったことを、初めて知りました。
(今回は立ち寄りませんでしたが、モネの池から車で5分のところにあります。)
実家では、「美味しくて身体にいいよ」と言いながら
いつも飲み水にしていました。
私も飲んでいた「洞戸の美味しいお水」はモネの池からすぐ近くの水でした。
だからこの辺りの地理に詳しかったんですね、父。
「高賀の森水」とは?
(岐阜の旅ガイドより引用)
シドニーオリンピックマラソン金メダリスト高橋尚子さんが使用した水。
取水口は高賀神水庵。
地下約50メートルに掘削した井戸より宮水とした
初穂料は100円
20リットル容器で二個まで(一人)給水可
給水に来る人が行列する。
岐阜にあるモネの池、感想/まとめ
【感想・まとめ】
「モネの池」はうわさ通り、モネの「睡蓮」の絵のようでした。
ただ、小さい池ですし、観光客も多くて、
10分見たら交代する感じです。
モネの池が有名になる前、この辺りは本当に田んぼだけで、
奥の神社は大通りからは見えなくて。
池にはまだあの橋はかかっていなかったけど、
誰かが綺麗だと見つけ、
モネの絵の池のようだと言う人が現れ、
とうとう「モネの池」という名前をもらったんですね。。。
看板には、「名もなき池/モネの池」と書いてありました。
モネの絵のように綺麗な景色と空気に包まれたい方、
岐阜のモネの池
おススメです!
以上、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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